
『綿入れ・ふとん物 (和裁 4)』は、和裁の技術を学ぶ方々に向けて、綿入れや布団の作り方を詳しく解説した実用書です。
以下に、この本の詳細をご紹介します。
1. 出版情報
出版社 | 永岡書店 |
著者 | 滝沢 ヒロ子 |
発売日 | 1979年1月1日 |
ページ数 | 134ページ |
ISBN-10 | 4522014236 |
ISBN-13 | 978-4522014233 |
2. 本の概要
本書は、和裁シリーズの第4巻として、綿入れや布団の製作方法を中心に解説しています。
具体的には、はんてん、ねんねこ半纏、男性用丹前、布団、座布団などの作り方が掲載されており、各アイテムの製作手順を写真や図解を用いて丁寧に説明しています。
これにより、初心者から上級者まで、和裁の技術を習得・向上させることができます。
3. 著者について
滝沢 ヒロ子氏は、和裁の専門家として多くの著作を手掛けています。代表的な作品には、『新しい和裁全書―基礎から大裁ち・綿入れまで』や『和裁: やさしく作れるふだん着』などがあり、和裁の基礎から応用まで幅広くカバーしています。
彼女の著作は、詳細な解説と豊富な図解で知られ、和裁を学ぶ多くの人々から支持を受けています。
4. 評価と感想
読者からは、「はんてんや布団類の作り方が詳しく載っており、非常に参考になる」との声が多く寄せられています。
特に、家庭で布団類を作ることができるという点に驚きと感動を覚える方も多いようです。
一方で、掲載されている写真に昭和の雰囲気が感じられるとの意見もあり、時代背景を感じさせる内容となっています。
5. 重要なポイント
本書の中で特に注目すべき点は、各アイテムの製作手順が詳細に解説されていることです。
例えば、はんてんの作り方では、袖の脇の下の部分が繋がっていないタイプのデザインが紹介されており、伝統的な和裁技術を学ぶ上で貴重な情報源となっています。
また、布団や座布団の作り方も掲載されており、家庭での実用性も高い内容となっています。
6. まとめ
『綿入れ・ふとん物 (和裁 4)』は、和裁の中でも特に綿入れや布団の製作に焦点を当てた実用書であり、初心者から上級者まで幅広く活用できる内容となっています。
詳細な解説と豊富な図解により、伝統的な和裁技術を学ぶ上で非常に有用な一冊です。
和裁に興味がある方や、実際に綿入れや布団を作ってみたいと考えている方にとって、手元に置いておきたい参考書と言えるでしょう。